50代、不安でも幸せな毎日❗️

50代 派遣で幸せになりました

柴犬は可愛い

昔、柴犬を飼ってた。
名前は、ナナ。
彼女は、柴犬らしくクールな子だった。
玄関で待ってもいないし、呼んでも来なかった(笑)

でも、必ず側にいた。
お腹を撫でて貰うのは好きだったけど、
抱っこは嫌いだった(笑)
飼っている頃は、一方通行の愛だと思ってたけど。

彼女が、虹の橋を渡った後、スマホが普及し、
いろんな事を調べられる時代になり、犬の事を調べた。

彼女は、眠るとき背中合わせに眠る。
時には足下に。
側にいるときは、お尻をくっ付けて座っていた。
名前を呼べば、振り向いてくれた。
それら全てが、彼女なりの愛だった。

彼女を思い出して、毎日泣いていた頃があった。
ふとした瞬間に、どうしようもなく悲しくて泣いた事もあった。

ある夜、夢の中に彼女が現れた。
私は虹の橋の世界で、彼女と走っていた。
彼女は、私にこう言った。
「泣かないで、私は幸せだよ。今、こんなに走れるの。だから、もう私を思い出して泣かないで」

私は、それから少しづつ、楽しかった事だけ思い出すようになった。

虹の橋とか、あの世が本当に在るのか分からないかけど。
虹の橋の向こうでは、みんな幸せだと思う。