昭和の犬神家の一族にあって、平成の犬神家の一族にないもの
昭和の映画史に残る犬神家の一族
こんばんは!
いつも、読んで下さりありがとうございます。
isojiです。
今夜は、犬神家の一族について書きたいと思います。
犬神家の一族と言えば、昭和の映画史に残る名作!
ご存じ横溝正史先生の代表作でもあります。
横溝正史先生の作品の中でも、豪華絢爛、名家の確執、不気味な設定と群を抜いて面白い作品。
犬神家の一族を読んだことがなくても、佐清の不気味なゴムマスクは知っている!って方が多いと思います。
犬神家の一族って、何度も映画化やドラマ化されて、犯人も物語の筋も全部わかってるのに、リメイクされると見ずにはおれない!
そんな作品ですよね。
つい、昨年(2018年)の12月にも、ドラマ化されてます。
その時は、ジャニーズの加藤シゲアキさんが金田一幸助を演じて話題になりました。
私的には、金田一幸助はやっぱり石坂浩二が最高だと思ってます。
次は、稲垣吾郎さん。
石坂浩二さんと稲垣吾郎さんは、原作の金田一幸助のイメージをきちんと表現されていて、横溝正史先生、金田一幸助ファンでも納得出来ました。
金田一幸助は、有名なキャラだけあって、ファンの中に確たるイメージがあり、演ずる役者さんによってはドラマ自体が厳しい時も・・・(笑)
金田一幸助によって作品自体の評価を、大きく左右してしまう。
大きな役ですから、好評ならその他の横溝作品のリメイクにも繋がり代表作にもなりますが、低評価だとブーイングの嵐になってしまう。
まあ、文句を言いながらも、やっぱり見てしまうんですけど(笑)
昭和にあって、平成にないもの
さて、そんな犬神家の一族において、金田一幸助と同じくらい作品を左右してしまうのが、女優陣です。
中でも、犬神松子は金田一幸助に匹敵する、いや、それ以上に作品を左右する登場人物ですね。
今、見返しても彼女以上の犬神松子は居ないと思います。
着物の着方一つでも、高峰秀子さんは格が違います。
高峰秀子さんが細すぎず、どっしりとした感じなのも、中年女性の魅力に溢れてます。
正に、犬神松子そのものです。
犬神財閥の長女の威厳に、満ちてます!
平成には、犬神松子の気品と狂気と母性を演じられる女優が居なかった。
犬神松子で、高峰秀子さんを超える人は今のところ居ません!
(演じた女優さん、申し訳ありません。あくまで、私の私見です)
そして、もう一人大事な女優さんが!
それは犬神家の一族のヒロインである、野々宮珠世です。
原作では、照り輝くような美女と表現されていたと思います。
これも、昭和の映画で演じた島田陽子さんが最高だったなあと思います。
綺麗な女優や、可愛い女優は沢山いても、野々宮珠世の清楚で控えめ、それでいて原作にある照り輝く美貌を演じられる人は居ない!
野々宮珠世は、ただ綺麗と言うだけではなく、賢い女性です。
青沼静馬に疑いを持ち、彼を出し抜くほど知恵の働く女性なのです。
美しさの中に、気品と知性がないと!
作品のリメイクは簡単に出来るけど、原作のイメージ通りの女優さんは中々いませんね。
今日のランチ
今日 (2019.05.06)は、休日にも関わらず休日出勤でした。
だから、ちょっと奮発して新丸ビルの7Fにあるリゴレットワイン&バーへ行って来ました。
普段は、1,000円のお得なランチのこのお店。
祝日である今日は、ホリデーランチ1,600円(税抜き)です。
前菜とパスタ(又はピザ)、デザート、ドリンクが付いたコースです。
写真の一番上は、前菜です。
お肉に魚、野菜と盛り沢山の味が楽しめます。
2枚目は、友人が頼んだパスタ(名前忘れちゃいました)
3枚目は、私が頼んだカルボナーラです。
麺がモッチリしていて、美味しかった。
今日の新丸ビルは、休日と言うこともあり、ちょっと混み合ってました。
会社のお昼休みに行くには、デザート付のコースは時間的に足りなかった。
なので、慌てて食べて、お店を出る羽目に・・・(;´д`)トホホ
せっかくのランチ、次はゆっくり行きたい!
2019.05.06 isoji