昭和の八つ墓村と平成の八つ墓村が、似て非なる映画な事実
八つ墓村の魅力
こんにちは!
いつも、読んで下さりありがとうございます。
isojiです。
今日は、横溝正史先生の八つ墓村の映画について、書きたいと思います。
何度も、ドラマや映画になった八つ墓村。
横溝正史先生の作品の中でも、冒険談のカラーが強い作品です。
原作は、登場人物が多くて筋が複雑なので映画やドラマだと、全て書かれていない事が多いです。
八つ墓村と言えば、尼子の落人、埋蔵金、名家の財産争い、不気味な双子の老婆、因習に満ちた村人、次々と起こる連続殺人!
キーワードを並べただけでも、面白そうではないですか?
昭和の八つ墓村、萩原健一の存在感
金田一幸助は、あまり出番がなく、主人公の寺田辰哉の目線でストーリーは進行していきます。
昭和の映画では、主人公を萩原健一さんが演じ、平成の映画では高橋和也さんが演じました。
どちらも、素晴らしい役者さんです。
でも、(あくまで、あくまで私見です)萩原健一の寺田達哉のフェロモンは凄かった(笑)。
寺田辰哉は、森美也子、多治見春代思いを寄せられる存在です。
年上の女性二人から、好意を寄せられる役で有る以上、男の色気がなくてはいけません!
暗い生い立ちの寺田達哉は、真面目な性格だけの好人物だけでは物足りないのです。
ショーケンこと、萩原健一さんの演じた寺田達哉は、寡黙で物静か、不器用で真面目な人柄で有りながら、色気が漂ってました。
萩原健一さんを超える、寺田達哉は居ないのでは無いかと思いまSu。
昭和の八つ墓村、森美也子の存在感
そして、忘れてならないのは犯人の森美也子です。
原作では、愛する男を多治見家の跡継ぎにする為に、八つ墓明神の祟りを利用し、次々と多治見家の相続人を殺していくのが、森美也子です。
昭和の映画では、小川真由美さんが演じ、平成の映画では浅野ゆう子さんが演じましたね。
やはり、この森美也子でも昭和の小川真由美さんが圧勝ではないかと思います。
小川真由美さんは、美貌と溢れる色香が魅力の女優です。
しかも、可愛いのです。
ちょっと、ぽっちゃりしている所も女性らしくて魅力的です。
昭和の八つ墓村で、村を見下ろしながら美也子と寺田達哉が話をするシーン、森美也子のスカートが風で揺れるシーンがあるのですが、女性が見ても小川真由美さんにドキッとさせられました。
浅野ゆう子さんも、綺麗な女優さんですが銀幕のスターではないですね。
映画館で平成の八つ墓村を見た時、浅野ゆう子さんの森美也子が出てきた瞬間に、土曜ワイド劇場かと錯覚しましたよ。(笑)
浅野ゆう子さんは、親しみやすい素敵な女優さんですけど。
小川真由美さんのミステリアスで、大人の色気漂う森美也子には遠く及ばなかった。
残念です!
昭和の八つ墓村と平成の八つ墓村、金田一幸助の存在感
そして、最後は金田一幸助です。
むしろ、良かった!
上手く金田一幸助という役に、はまってました。
もう、寅さんです。
寅さんにしか見えない。
金田一幸助と名乗った瞬間、びっくりしました。
シャツにズボン姿です。
だから、余計に金田一幸助と言うより寅さんに見えてしまいました。
いつ、下條正巳さん演じる校長先生に「おいちゃん!」と叫ぶかとハラハラしちゃいましたよ(笑)
でも、何度も見るうちに渥美清さんの金田一幸助は、捨てたもんじゃないと思うようになり、大好きになりました。
おまけ 今日のお昼
今日のお昼は、餃子と焼き芋、ビールを頂きました。
先週から餃子が、マイブームです。
でも、食べに行くと懐に響くので(笑)、冷凍食品を買って焼きました。
生姜の味が効いた、餃子。
こんがり焼き目をつけて、お酢と醤油にちょっぴりのラー油で頂きました!
美味し~い!
一口、パクリ。
一口、ペロリ。
ビールをごくり、ごくり。
餃子の焦げた皮の香りが、口に広がります。
ビールの炭酸ののど越しも爽やか!
暑くなってきた、今日このごろにはピッタリ。
昼間のビールって、本当に美味しい(笑)
2019.05.11 isoji